『顔は宇宙だ!人間・生命・神秘のカタチ』
2026/10/31 Sat. .- 2026/12/6 Sun.
Open 12:00~19:00 / 月・火休館

(参加作家)
安藤榮作・齊藤彩・栃原比比奈・藤井健仁
プチホールやまぼうしのアフリカ民族コレクションより

協力:つばきグループ

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世界との共感、呪術としての「自分の仮面」

仮面は古来より人間と共にあった。だから世界中至る所に様々な仮面がある。

仮面は祭という非日常の中で、人間が自然や世界や宇宙と交信,共感するための装置だったのかも知れない。仮面は顔であり、人間そのものだ。岡本太郎は顔や仮面の中に宇宙を感じていた。そして私たちの顔もそれぞれが独自の宇宙であると。 

人類発祥の地・アフリカは仮面の宝庫だ。特にアフリカのドゴン族やブルキナファソの仮面を観ると独自の造形の中に呪力や生命や宇宙を感じる。パブロ・ピカソがアフリカの仮面や神像の影響を受けて《アビニョンの娘》を描いた。そして「キュビズム( 立体派)」という美の価値観を変える運動を起こした。

ところで人は何故、顔を気にするのか?そしてアーティストは何故、自画像も含めて顔を描くのか?作るのか?

「目があるべきところに目をぬいてしまうのも目だ。それは目のない凝視となって、存在感が逆に強まる。わたしにとって、例えばのっぺらぼーは道具の整った顔よりさらに強烈な存在なのである。」と岡本太郎。美術の文脈の中の造形としての顔や仮面ではなく彫刻で顔・頭部を作る。顔を描く。立体と平面は顔の次元が異なってくる。実物そっくりに作る或いは描く。いわゆる写実だ。ところが絵画や彫刻の顔・仮面は単に美人だとかハンサムだとかの表面ではなく「のっぺらぼー」であっても顔なのだ。だからこそアーティストは顔や仮面を作るのかも知れない。

本展覧会はアフリカの仮面と彫刻を中心に置き、現代の私たちにとっての顔について問いかける展覧会です。普段から顔や人間像を自分の世界観として作り続けているアーティストの安藤榮作、齋藤彩、栃原比奈奈、藤井健仁。彼らの作品がアフリカの仮面・彫刻とどう響き合うのか?顔の中に宇宙を見るとは、自分の内面の中を見つめ、人間存在の神秘を洞察することに繋がるかもしれません。是非、皆様の眼差しでご覧ください。

京都場館長・仲野泰生

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【作家略歴】
⚫️安藤 榮作 / Eisaku Ando
1961 年 東京下町生まれ。
1986 年 東京芸術大学彫刻科を卒業。
1990 年 福島県いわき市の山中に移住し、2006 年同市の海沿いに引っ越す。
2011 年 東日本大震災にて被災、原発事故を機に奈良県に避難移住する。
<受賞歴>
2017 年 第28 回平櫛田中賞受賞。
2019 年 第10 回円空賞大賞にて円空賞受賞。
2026 年 芸術選奨文部科学大臣賞受賞
<近年の主な展覧会>
2011 年 「いま。つくりたいもの。伝えたいこと」(いわき市立美術館)
2013 年 「光のさなぎたち・安藤栄作展」(原爆の図 丸木美術館・埼玉)
2016年 「 いま、被災地から・岩手・宮城・福島の美術と震災復興」(東京藝術大学大学美術館) /「 つくることは生きること・震災 [明日の神話 ]展」(川崎市岡本太郎美術館)
2017 年 「第28 回平櫛田中賞受賞記念・安藤榮作展《SOUL LIFE SPIRIT》」(井原市立田中美術館)
2020 年 「第10回円空大賞展―希求、未来への創造―」(岐阜県美術館)
2021 年 「安藤榮作展・磁力の核へ」( 京都場)
2025 年 「戦後80 年《明日の神話》次世代につなぐ原爆展× 芸術」 (川崎市岡本太郎美術館)「奈良ゆかりの現代作家展・安藤榮作- 約束の船」( 奈良県立美術館)

⚫️齊藤 彩 / Aya Saito
1981 年 東京生まれ、現在横浜市在住
2003 年 女子美術大学洋画専攻卒業・美術館収蔵作品賞
2004 年 第1 回フォイル・アワードグランプリ 、GEISAI #5 奈良美智賞
2015 年 横浜市民ギャラリーあざみ野で大規模な自主回顧展「 齊藤彩2003~2015」
2021 年 個展「ニケキュレーターズセレクション #5 齊藤彩展」(女子美術大学杉並キャンパス・ガレリアニケ)
2021 年 ギャルリー宮脇より「アート大阪」に個展形式で出展
2022 年 和歌山県立近代美術館「特集:田中恒子コレクション」に油彩ドローイング12 点を展示
2022 年 京都場で個展を開催、NHK Eテレ「日曜美術館 アートシーン」で紹介
2025年「 女子美術大学創立125周年記念展」に選抜(日本橋三越本店美術特選画廊)
2026 年 大阪府事業 Art to Live 展覧会「 E xploring III - かかわりから生まれる芸術のかけら」に招待出品

⚫️栃原 比比奈 / Hiina Tochihara
1977 年 生まれ
2001 年 多摩美術大学絵画科油画専攻卒業
< 主な個展>
2026 年 「不可思議なあそび」(BEAK585GALLERY /大阪)
2025 年 「ディアザーサイド」(BEAK585GALLERY /大阪)
2025 年 「雨降る日」(エステルオカダアートギャラリー/東京)
2024 年 「めがみたこと」(BEAK585GALLERY /大阪)
2023 年 「鏡のメタファー」(BEAK585GALLERY /大阪)
2010 年 「栃原比比奈のジキル&ハイド2 重人格」(ギャラリー山口/東京)
<主なグループ展・アートフェア>
2026 年  「envision」 横浜市民ギャラリーあざみ野 (神奈川)
2026 年  「ART FAIR TOKYO 2026」 東京国際フォーラム (東京)
2025 年 「ART FAIR TOKYO 2025」 東京国際フォーラム (東京)』
2025 年 「スティル」(BEAK585GALLERY /大阪)
2024 年 「ART FAIR TOKYO 2024」 東京国際フォーラム (東京)
2016 年 シェル美術賞2016(現・Idemitsu Art Award)(新国立美術館/東京)
2015 年 シェル美術賞2015(現・Idemitsu Art Award)(新国立美術館/東京)
2001 年 二人展(key gallery /東京銀座)
<受賞歴>
2001 年 福沢一郎賞

⚫️藤井 健仁 / Takehito Fujii
1967 愛知県名古屋市 生まれ
1990 日本大学芸術学部 卒
<個展>
2025「CAT HOLIC」ギャラリー勇斎( 奈良)
2019「ABJECTION X」日本橋高島屋美術画廊X、東京
2018 「 私たちのどこまでが鉄ではないのか インテグラル」京都場(京都)
2017   VOLTA NY/YOD Gallery (New York ,USA)
2016「GIRLSLIFESMITH」日本橋高島屋美術画廊X、東京
2009 「 Double Irony」Gallery M contemporary art(愛知)
2008 「 鉄面皮 Extended」ストライプハウスギャラリー(東京)
2007 「 人形の融点」ストライプハウスギャラリー(東京)
2004 「 彫刻刑 鉄面皮」ストライプハウスギャラリー(東京)
<主なグループ展>
2023「 桜を見る会」eitoeiko(東京) 2026も参加
2022「ニャンともならニャイ」 eitoeiko(東京)
2021 京都場・開館5周年記念展 京都場(京都)
2020「天覧美術 Art with Emperor 」KUNST ARZT(京都)eitoeiko(東京)
2019 「 岡本太郎美術館20周年記念展 後期 川崎市岡本太郎美術館(川崎)
2014「TARO 賞の作家 Ⅱ」川崎市岡本太郎美術館(川崎)
2007「City_net Asia2007」ソウル市立美術館(韓国)
2005 「 第8回岡本太郎記念現代芸術大賞展」川崎市岡本太郎美術館(川崎)
1999 「 新世紀人形展」ストライプハウス美術館(東京)
<受賞歴>
2008 平成19 年度 愛知県芸術文化選奨 新人賞
2005 第8 回岡本太郎記念現代芸術大賞 準大賞 川崎市岡本太郎美術館 
1999 新世紀人形展 日向あき子賞 ストライプハウス美術館(東京) 
1990 日本大学芸術学部 学部賞

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神奈川大和市下鶴間にある緑に囲まれたイベントホールです。
林のなかにある隠れ家的な雰囲気の中、
不定期ながらコンサートや展覧会が開催されます。