様々な顔を持つ塩澤文男。塩澤は絵を描きたいときに絵を描き、ドラムを叩きたいときに叩き、彼が作り出す作品や音楽は、彼自身の身体と知性と密接に絡んでいるのです。塩澤の身体の律動から生まれる作品は、彼のアフォリズム・警句であり、思考の礫でもあります。リズムというと誰もが音楽や踊りや運動の一要素だと考えます。しかし、リズムは思考であり、知性でもあるのです。

本展は、塩澤(ワイルド・アインシュタイン)の「身体からの野生の思考」によって生まれた代表作を展示します。

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塩澤文男

画家、アートディレクター、パーカッショニスト。多岐にわたる雑誌のアートディレクション経験の中、スタジオボイスの誌面にて岡本太郎氏にインタビューを行い衝撃を受け画業へと向かう。主な仕事に昭和天皇所緑の森「那須平成の森」オープニングディレクションと挿絵を担当。ジョン・レノンや、ローリングストーンズの写真集のデザインなど。荒木経惟、岡本太郎などの書籍プロデュース。近年では京都にある法華系の五本山に「釈迦と四天王」の巨画作成を手掛けている。絵本「海神の姫」は岡本敏子氏と共著。2007年に十二支物語絵本を全米で発売。画家パウル・クレーのプロダクトも手掛け、詩や言葉も担当する。神秘的でエネルギッシュな画風は多くのファンを惹きつけている。